なんかメモのようになってしまったのですが、
コミティアの戦利品を読みましたのですよ。
ちょっとオススメなのでそれぞれリンクを張っています。
(pixivユーザーの方であれば見ることができるかと思います)
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「太陽にさよなら」安中さん
太陽のようなクラスメイトに片思いする女の子の心情がほろにがいお話でした。
少なからず身に覚えのあるような感じでもあり、主人公の心情に引きこまれました。
お話だけどお話しのようにはいかない、けどもなぜかどろどろしていない、
さわやかな読みごこちがこの作者さんの持ち味のような気がします。
読み終わってからところどころにちりばめてあるアリスモチーフを見つけるのも楽しい。
「紫陽花潤む 蛇の贄」傘一さん
生贄の少女と、刀作りの人外さん、赤毛の用心棒がお山の中で不思議に出会うお話です。
やさしい世界観のなかに、すっと血の匂いを感じるエピソードが入ってくるのが魅力です。
それからなんといってもキャラクターが魅力的、とくに女の子が可愛いです。
水の気配と草木と夜、和風ファンタジーのツボをおさえた世界観を堪能しました。
巻末を見るとまだまだ知らないエピソードが沢山ありそうで、
いつか読めはしないかと楽しみです。
「葛藤防具店へようこそ!」瀬尾ミナユさん
よく死んでしまう女戦士が、要望にあった鎧を見立ててくれる防具店を見つけて
いろいろな鎧を試着するファンタジーRPG的な世界観のコメディです。
この戦士さんの試着する鎧が、90年代ファンタジー(ひとよんで伝説)のあれやこれやで
知っているとぎりぎりなオマージュがものすごく楽しいのではないでしょうか。
あと・・・絵が凄く好き。
ほかの作品も読んでみたくなりました。
後半に続きますよ
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